awsのconfigを使う意味を理解して運用方法を考えよう

awsを利用開始するときにはいかにして運用していくかを考えて十分な準備を整えておく必要があります。awsではユーザーが円滑に運用できるようにするためのSaaS型のサービスを提供していて、使い方次第で簡単な運用を実現可能です。

awsのconfigはそのツールの一つとしてよく注目されていますが、configの使用には一体どのような意味があるのでしょうか。

サーバーの運用における基本

awsのconfigを使う意味を理解する上ではサーバーの運用の基本を把握しておかなければなりません。

awsのconfigは運用をサポートするためのツールの一つだからです。自社サーバーであってもクラウドサーバーであっても、サーバーが存在すればいつでも安定して使用できるというわけではなく、サーバー上に構築したインスタンスやプラットフォーム、アプリケーションやソフトウェアなどを常に快適に利用できるように運用する業務が必要になります。

基本的には本来サーバーが持っているポテンシャルを最大限に発揮できるように設定を変更したり、トラフィックを制御したりしていくのが運用業務です。運用は細かく見ていくと監視や保守などといった作業内容ごとに分類することが可能です。

運用業務の中でも比率が高いのが監視業務で、監視に基づいた対処までを含めると全体の8割から9割を占めると言われています。監視ではリソースの最適化によって快適さやサーバーの安定性を維持すると同時に、トラブルシューティングによって障害発生の予防をすることや、障害発生時に迅速な対応をすることが基本です。

このような対応をするためにはサーバーの状態を常に見ている必要があることから監視という業務名が付されています。

awsの運用における保守の意味と三つの基本

運用業務の負担軽減には自動化が必要

awsの運用においても監視が業務の大半を占めるため、運用効率を上げつつコストを削減していけるようにするには自動化が必要です。

エンジニアが24時間、365日体制でサーバーの様子を見続けて、必要な設定の変更をしていくことで安定した管理を実現している現場も少なくはありません。しかし、サーバーの状態がわかるメトリクスを取得したり、その数値からどのようにして設定を変更すべきかを考えて実行したりするのは規則に則って行えば良いだけの場合も多々あります。

そのような業務を自動化すればエンジニアの運用業務が大幅に負担軽減されるだけでなく、人が対応するよりも迅速に対応できるようになるでしょう。このような視点でのサーバー運用も活発に行われるようになってきました。

awsのconfigもこの視点から提供されているツールの一つで運用業務の一部を自動化するのに活用できます。

aws導入後の運用コストを最適化する方法

configはリソースの設定を管理できる

awsのconfigはサーバー運用のために必要な項目の一つであるリソースの設定を管理及び監視することができるツールです。configはリソースの設定について継続的なモニタリングをすることができるツールで、設定が変更されたときに誰がいつどのように変更を行ったかをログから確認することが可能です。

単純にモニタリングするだけで設定の変更があったかどうかを調べて対処をするのはエンジニアでも構いません。アラートを担当エンジニアに対して送るようにすることもできるため、有人監視をするときのサポートツールとしても活用することができるでしょう。

しかし、configは自動化のためのルール設定ができるようになっているので、設定の変更が検出されたときに速やかにルールに従ったアクションを起こさせることができます。ただし、リソースの設定変更が行われたときにconfigにできるのは基本的には元に戻すことです。

スクリプトを書いて、条件に応じた複雑なアクションを自動的に起こしてもらうことはできないので、このような場合には原則としてエンジニアにアラートを出して対処させることになります。基本的にはやってはならない設定変更があったら直ちに元に戻すことができる自動化ツールなのです。

configでは個々のルールについて利用するときにはオン、使わないときにはオフにするだけで自動的に実行するかどうかを決められます。細かな設定さえ済ませてしまえば状況に応じて簡単に切り替えて運用することができるのが特徴です。

一時的な対応にも継続的な対応にも活用できるので、原理がわかれば運用の幅はかなり広いツールでしょう。

config以外にも自動化ツールがある

awsにはconfig以外にも運用を自動化するためのツールが搭載されています。最もよく用いられているのがCloudWatchでaws用のサーバー監視ツールともよく言われています。awsのCloudWatchの特徴はイベントが起こったときに自動的に実行する処理をスクリプトで記述しておくことができる点です。

各種メトリクスを取得してログを作成することもできますが、自動化のためのツールという見方をすると迅速対応が可能な仕組み作りをするための基盤になるという点で優れています。Systems Managerも自動化に有用なツールで、基本仕様はサーバーの管理をするための総合ツールになっています。

設定変更などをマニュアルで行うことができるツールですが、自動化処理も盛り込むことができるので、サーバー自体の運用にはSystems Managerを使うのが簡便でしょう。このようなツールを駆使すると大半の業務を自動化でき、業務負担の軽減とコストの削減を実現できるようになります。

外部委託で自動化も可能

awsの運用方法の確立はawsの利用を始める前に達成しなければならないので導入時の大きな課題とされています。自動化による効率化を見越した運用をする上ではconfigなどの有用なツールを活用できる基盤を作っておくのが合理的でしょう。

ただ、自動化にはかなりのノウハウが必要になるのも確かで、簡単に設定が可能なconfigだけならまだしも、スクリプトの作成が必要になるCloudWatchを使用すると大変になりがちです。そのため、awsの運用に際して利用できる外部サービスも生まれてきました。

有人での運用を委託することもできますが、自動化のサポートを受けることも可能です。

上手に活用すればスムーズに自動化された運用体制を整えられるでしょう。

configを使って簡単にリソースの設定変更を監視しよう

awsを利用するときには運用体制を考えることが重要になります。configは運用の自動化に役立つツールの一つで、リソースの設定変更への対応を自動化することが可能です。設定が簡単なのは魅力ではあるものの、対応範囲は限られているのでCloudWatchやSystems Managerなども使用することが大切です。

不安がある場合には外部委託をしてサポートを受けると自動化された体制を整えやすいでしょう。